エンタメ生物学 古生物

【古生物学】《初級》博物館の楽しみ方、何も考えなくていい

 

博物館の楽しみ方がわからないという悩みを友人から受けましたので、この機会に回答いたします。

 

まず結論から言ってしまえば、
何も考えなくていい、です。

 

楽しむための目的や目標を決めてしまうと、
途端に楽しくなくなる、なんて経験された方も多いのではないでしょうか?

実際その通りだと思うんです。

考えすぎてしまうと、頭でっかちになってしまい、本来の魅力を存分に堪能できなくなります。

 

博物館は、標本・模型・展示と、視覚的に伝わる情報が絵画などの美術館よりも多いのが特徴です。

何も考えなくても、博物館側から発信される視覚情報を楽しんでしまうのが正解だと思うんです。

自然史系博物館学芸員の資格をもっている私が博物館の楽しみ方をお伝えいたします!

 

博物館にいくキッカケ作り

 

モブ男
普段から興味がある人なら博物館を楽しめるってのはわかるけど、行くキッカケがないんだよね
博物館に行くキッカケの話ですね!これから夏真っ盛りになりますからね。こう考えてみてはどうでしょう?
日和見フィヨルド

 

室内の涼しいところで、休みの日を過ごしたいから、博物館にいく!

 

モブ男
え?そんなキッカケでいいの?博物館って、学術的なナントカカントカで、そんなキッカケで行っていいところなの?
全然OKですよ!行動のキッカケなんて、だいたいそんなもんですよ!どうせなら休みの日を楽しく快適に過ごしましょう!実際、博物館って室内ですし、貴重な展示物を維持管理していくために、空調設備が充実しているので、避暑として最適な場所ですよ!
日和見フィヨルド

 

博物館の歩き方

 

モブ男
とりあえず博物館にきてみたよ。さて、どう回ったらいいんだ?とりあえず、館内情報でも見るか!

 

ちょっと国立科学博物館を例にして、

参考

《常設展》

日本館(1F〜3F)

  • 自然をみる技
  • 生き物たちの日本列島
  • 日本人と自然
  • 日本列島の素顔
  • 日本列島の生き物

地球館(B3F〜3F)

  • 自然のしくみを探る
  • 地球環境の変動と生物の進化
  • 地球史ナビゲーター
  • 地球の多様な生き物たち
  • 科学技術の偉人たち
  • 科学技術で地球を探る
  • 科学と技術の歩み
  • 親と子のたんけんひろば
  • 大地を駆ける生命

 

モブ男
うわ〜、もうわけわかんない。どっから見ていいかわからないし、広すぎる。
そうなんですよね。国立科学博物館のように日本を代表する博物館クラスになると、めちゃくちゃ広いです!なので、初心者におすすめする博物館の歩き方はコレです!
日和見フィヨルド

 

初心者におすすめの博物館の歩き方

隅から隅まで周ろうとしなくていい、好きなところをつまみ食いするように見る。

 

本気で博物館を隅から隅まで、展示を周ろうとすると、異常に疲れます。せっかくの休みの日を利用して博物館に行くのですから、自分の興味が出たところだけ、つまみ食いする程度でいいと思いますよ!

 

なので、事前に予習しなくてもいいんです!
何も考えず、目の前の展示が気になればじっくり見たらいい、興味のない展示なら飛ばしても構いません。

博物館によっては、順路がしっかり設定されているところがありますから、そこだけは守ってくださいね!

 

モブ男
了解!疲れない程度に館内を歩いて、目に止まった展示を見ていくようにするよ!とりあえず、パッと見でインパクトある恐竜の骨格標本でも見てこよっと!
そう!そんな感じです!
日和見フィヨルド

 

興味のあった展示内容はメモ

 

モブ男
博物館みてきたよ!涼しいし、言われたように、ざっくり展示をみたら、疲労感も少ないし良かったよ!
それは良かったです!ちなみに、どんな展示に興味がありました?
日和見フィヨルド
モブ男
やっぱり恐竜の骨格標本は、見た目のインパクトもあって見応えがあったなぁ。あ!あと、シャチの骨格標本のガタイの良さも気になったなぁ。寄生虫の展示は気持ち悪いけど、つい見ちゃった笑。
いいですね!そしたら、興味があった内容は、軽くでいいので忘れないように、スマホのメモアプリにでも書いておいて下さい
日和見フィヨルド
モブ男
メモメモ。でも、どうして?
今回は、博物館の常設展をみましたが、博物館は期間限定の展示、企画展・特別展を開催しています!このような展示は、ある一定のテーマを深堀りしたものなので、今回興味があったテーマに近い特別展があれば、ぜひ行ってみて下さいね!
それに、日本には全国各地にテーマに沿ったコアな博物館があったりしますので、良かったら行ってみて下さい!そのメモは、自分の興味がどの分野にあるのか、その備忘録です。
日和見フィヨルド

 

例えば、モブ男くんのように、
恐竜、シャチ、寄生虫に興味が出たとします。
そしたら、今度はその知的好奇心を基に、次のような施設やイベントに行ってみてはいかがでしょう?

 

恐竜であれば

 

恐竜博や大恐竜展のような名前で企画展がよく組まれるので、次はそういったイベントに足を運んでみると、更に知的好奇心が満たされると思います!

 

シャチであれば

 

どうせだったらイキイキとした姿を見ると、楽しいです。日本には、シャチのいる水族館が2施設あります。

  • 鴨川シーワールド
  • 名古屋港水族館

私も鴨川シーワールドのシャチを見ましたが、想像しているよりデカイです!そして、人間と共演するショーがあるのですが、イルカショーとは比べ物にならない迫力があります!これは、実際に見なければわかりません。恐怖を覚えるほどです!

 

寄生虫であれば

 

日本には、世界唯一の寄生虫専門博物館があります。

 

  • 目黒寄生虫館(東京都)

 

小さな博物館なのですが、海外からの来場者も多い中々コアな博物館です。

 

博物館は自分の知的好奇心を見つける場所

 

いかがでしょう?
結局、博物館に行って何が楽しいのかって、
自分では認知していなかった、自分自身の奥底に眠る知的好奇心を見つけることだと思うんです!

 

博物館は、知的好奇心の探しものに最適だと思うんです。

 

自分自身も博物館を訪れるまで、気づいていない存在を見つけにいくのですから、考えすぎちゃダメです!

頭を空っぽにして、ちょっと涼みに行く程度から始めてみると、楽しいです。

 

あなたのまだ見つけていない興味の分野が見つかりますように!

さあ、選択しましょう

-エンタメ生物学, 古生物

© 2024 選択アカデミア Powered by AFFINGER5