エッセイ モノ消費

【ミニマリズム】普段の買い物、自分の時給を考えて、割りに合わない行動はしない

 

すこし打算的と思うかもしれませんが、

業務外に自分自身のコストパフォーマンスを考えたことありますか?

例えば、休日の日用品の買い出し。
誰もが少しでも安いモノを購入したいと考えるはず。

しかし、安いモノを買うためにどこまで自分自身の労力をさくのがいいのか?

 

今回は、その判断指標として、私が使っている方法をご紹介します!

買い物の際、あの店の方が安かったんじゃないか?ネットの方が良かったかな?など、悩むことが多い方へ、こんな考え方もあるのか、なんて思ってくれたら嬉しいです。

 

自分の時給を考えてみる

 

今回のお話は、日常の買い物や休日の趣味の買い物についてです。

ですが、労働時間外とはいえ、自分の時給を考えて行動すると、
シンプルな判断を下せることが多いです。

 

まず、前提条件として、
モデルケースを作り、時給を計算してみましょう。

モデルケース

月給 ¥320,000
労働時間 160時間/月

つまり、

時給 ¥2,000

 

残業時間が組み込まれていないとか、
税金はどう考えているとか、
細かいことは多少目を瞑ってください笑。
計算しやすいよう、強引に設定してあります。
日常の行動基準として、ざっくりとした値段が知りたいのです!

 

メモ

1時間の労働に対して、2,000円の価値を提供することができる状態といえます。
誰かが、あなたに何かしてもらおうとしたとき、少なくとも1時間2,000円が必要と考えておきましょう。

 

買い物の悩みごと

 

買い物の悩みごととして、メジャーなものが、
どこで買うのが安く、得するのか
であると思います。

 

いろいろ情報収集したり、自分の足を動かしていろいろな店を回って調べたり、
確認作業は重要です。

 

しかし!

 

貴重な自分自身の時間を使いすぎてはいないでしょうか?
少なくとも、私はよく悩みました。

 

結局のところ、
どれくらい安く購入できるための労力をかけたら、最も効率がよいのだろうか?
いつもそう考えてしまっていました。

 

少しでも安いモノを購入するための情報収集に時間をかけすぎると、
いたずらに自分の時間や体力を消費してしまいます。

 

一方で、

 

安いモノを調べるという調査を怠れば、
自分のお金をムダに消費してしまっているかもしれません。

 

頭の中では、結構このジレンマが起きてしまっているのです。
何か判断基準を設け、折り合いをつけなければなりませんね!
そのための一つの指標が時給計算なのです。

 

買い物にかける労力、時給¥2,000の価値ありますか?

 

私は自分自身の判断をシンプル化するため、
また、後悔しないために、

買い物の際に、悩んだら自分自身にこう問いかけます。

買い物にかける労力、時給¥2,000の価値があるか?

 

そう考えると、不思議と決断力が上がるんですよね。

 

食料品の買い出し

 

例えば、野菜を買いにいったとします。

例の選択肢

徒歩5分のスーパーAでは、野菜¥180

徒歩15分のスーパーBでは、野菜¥150

普段の感覚で、ここまで具体的に値段が分からなくても、
なんとなく、あっちのスーパーの方が安いなどありますよね。
そういった環境を想像してください。

 

AとBを比較したとき、
追加の徒歩10分に、差額¥30の価値を見いだせるかどうか、だと思うんです。

 

ここで、時給¥2,000の前提条件を思い出してください。

時給¥2,000なので、¥333 / 10分です。

 

普段の労働環境であれば、
その10分で¥300以上の価値を提供できる人材のはず、
¥30の差額に、執着して時間も体力も消費してしまうのは、
もったいないと考えることもできるんです。

 

一方で、

 

もし、その徒歩10分に、普段の運動不足解消のためのエクササイズ的な要素を求めているのであれば、運動もできて、更に野菜も安く変えるので、願ったり叶ったりなわけです。

 

まぁ、私はめんどくさがりなので前者なのですが。

 

比較対象を具体的に表わしてみる

 

自分の時給という具体的な数字を基に考えると、
判断基準がはっきりとしませんか?

 

そして、明確な判断基準は振り返ったとき、買い物の満足度が格段に違うはずです。
なぜなら、自分自身に対して、その判断にいたった説明がつくからです。

 

自分自身とどう折り合いをつけるのか

 

自分の選択に対して、振り返ったとき
後悔する理由を考えると、それは自分自身と折り合いがついていないからだと思うんです。

 

自分自身に対して、説明できる理由で選択できれば、振り返ったとき、
後悔することなく、自信満々にその選択を誇れるはずです!

 

ポイント

人間は、モノゴトをなんでも比べたがります。
しかも、それだけでなく、比べやすいものだけを一生懸命に比べて、
比べにくいものは無視する傾向があります。

 

今回の例ですと、

比べやすいものが、野菜の値段ですね。

そして、

比べにくいものが、普段意識しない自分の時給、他の角度の目的(例では、運動を取り上げましたね)

 

普段意識しない自分の時給を、意識的に把握することで、
野菜の値段と比べやすくしたのが、今回のお話です。

 

最終的に、自分自身と折り合いがついて、
いい選択だったな!なんて、笑ってすごせればいいと思います!

さあ、選択しましょう

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