エッセイ

【幸せになるための前提条件】意外と見過ごしがちですが、大切なこと

 

先日、新型コロナウイルスの濃厚接触者と判定され、

7日間ほど自宅で過ごす日々を送りました。

 

こういったまとまった時間を自室で過ごすとなると、

いろんなことを考えますね。

 

自分の考えをまとめる良い機会となりました!

 

あれこれいろんなことを考えましたが、

その中のひとつが、

 

人が幸せを感じる条件とはなんだろうか?

 

哲学のようなことをあれこれ考えました。

正直、7日間もほぼフリーの状態になるとこういうこと考え出します笑。

悩みの多いジャンルだと思います。

なにかの参考になれば嬉しいです。

それでは、よろしくお願いします!

 

幸せの前提条件は、選択肢があること

 

早速ですが、

私が思う【幸せの前提条件】は、

 

ポイント

選択肢があること

 

です。

 

なぜなら、

他になにも選べない状態というのは、なかなか精神的に苦痛なんですね。

 

例えば、

  • とにかくこれをやりなさい!
  • これしか食べてはいけません!
  • この場所から離れないでください!

やはり、どこか窮屈さを感じますよね。

 

では、幸せを感じるときはどうでしょう?

 

一番わかりやすいのが、休日です。

 

休日はほとんどの主導権が自分にあります。

どこへ行くのも

なにをするのも

自分自身で選択肢を用意することができます。

 

このときワクワクしますよね!

少なくとも私は、金曜の夜に土日になにしようか考えている時間さえも楽しいです。

 

ポイント

選択肢があり、自分でコントロールできる状態というのは、

幸福度が高いものだと思いますね。

 

それこそが、

幸せの前提条件として、選択肢があることです!

 

選択肢がありすぎるのは苦痛?

 

ただ一方で、こんな意見もあるかもしれません。

 

選択肢がありすぎるのも苦痛だ

 

こういう考え方もあるのですが、

これは、どれを選択しても大丈夫という安全性が確保された状態での話だと思います。

 

かんたんに言うと、嬉しい悲鳴ってことですね。

 

例としては、

メニューが多いレストランです。

 

たくさんある料理の中から選ぶことは、

難しいかもしれませんが、別に選ばなくても命の危険があるわけではないですよね。

 

自らの安全性が担保されていない選択では、

選択肢がありすぎて苦痛にはならないはずです。

 

選択肢が奪われた状態とは

 

選択肢がある状態というのは、

自分でコントロールできる状態

そうお話しました。

 

反対に、

 

選択肢が奪われてしまい、これしか選ぶものがありませんよっていう状態は

自分でコントロールできない状態

といえます。

 

ポイント

自分で自分の人生がコントロールできていない状態というのは、

やはりつらいもので、幸福度は下がると思います。

 

そう考えるとやっぱり、

選択肢があることって幸せだなって思います!

 

なぜなら、

人はその場の状況に合わせて、

自分の欲求にしたがい選択肢を選べることが

一番心地よいと思うからです。

 

選択肢を与える立場になったとき

 

ここまで選択肢が与えられる側もしくは選択肢を自ら見つける側の視点でお話してきました。

 

今度は、視点を変えて

選択肢を与える立場となったとき、

どうしたらいいのか?

考えてみましょう!

 

これは、教育や子育てのシーンがメジャーですね。

 

子育てにおいては、

選択肢を与える側になってしまいます。

 

もしかしたら、こんな風に言っているかもしれませんね。

  • あなたは今この勉強をしなさい
  • あなたはここの学校にいきなさい
  • あなたはこのスポーツをやりなさい

 

良かれと思って提案した選択肢が

不本意にも選択肢を奪ってしまう

そんなこともありそうです。

 

やはり、選択肢が奪われた状態というのは、

結果的に、子どもの幸せを奪ってしまうことなのかもしれませんね。

 

たしかに、選択肢を絞ることで幸せになる人もいます。

結果的に、これに集中できて良かったです。そう言う人もいます。

 

スポーツ選手のドキュメンタリーなんかをみていると、

選択肢を絞ったことがプラスに働いた例を見ることができますね。

 

ただし、これは、

  • すべての選択肢を子どもから奪い去ってやったのか、
  • 選択肢を提示しつつ親の意向が強く働いた道を選んだのか、

 

これで全然違う結果になるのではないかと思います。

 

ポイント

選択肢を奪うことは、

他人の人生の主導権を少しずつ奪っているということなのかもしれませんね、

 

親としては、

子どもに様々な選択肢を見せてあげて、

自分で選べる下地作りをサポートするという姿勢がいいのかもしれませんね。

 

人生の主導権を取り戻すために

 

ポイント

幸せの前提条件は選択肢があること

 

そう言っても、

実際は選択肢が奪われて悩んでいる人が多くいます。

 

特に、ワークライフバランスでの悩みが多いのではないでしょうか?

 

少しでも日々の幸福度を高めていくには、

まずは自分自身に選択肢を与えるのがいいのかもしれません

 

小さなことでかまいません。

10分の時間がとれたのなら、

  • ストレッチしてみる
  • 読書してみる
  • ゲームしてみる
  • お茶を飲んでほっと一息つく

など

 

少しずつ自分でコントロールできる選択肢を

自分自身に与えてみましょう

 

主導権をもって選択できることは、

積み重ねると大きな自信に繋がります!

 

そうすると、

少しずつ選択肢を大きくできるかもしれません。

  • 有給休暇を取得する
  • 部署異動を申請する
  • 転職する
  • FIREする

など

 

ポイント

自分にはこれしかないんだと追い込むより、

現状ではどんな選択肢があるんだろうか、

自分自身で選択肢を拾い集めて、

その中から、自分が一番心地よく過ごせる選択ができれば、

一歩ずつ確実に幸福度が高まるのではないかと思います!

 

さあ、選択しましょう

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