あれ?飲酒は自分のためになっているんだろうか?
こんな疑問をいだいたことはありませんか?
私は社会人になってからというもの、
飲み会のたびに思っていました。
なぜなら、
- 酒に酔っている時間がもったいないから、
- 仕事関連の飲みの場がことごとくつまらなかったから、
- 飲み会翌日二日酔いに悩まされ時間を無駄にすることがもったいなかったから、
- もっと時間を有効活用したかったから、
- そもそもアルコール飲料は本当に美味しいのだろうか?と疑問に思ったから
理由は、かなり多くあります。
今回は、
海外でも大きなトレンドになっている
Sober Curious
この生き方・価値観をご紹介いたします。
この記事を読み終えたとき
なるほどこんな考え方もあるのか!?
飲酒に消極的である、同じように感じている人が全世界に多くいることを実感していただき、少しでも疎外感がなくなれば嬉しいです。
それでは、よろしくおねがいします。
Sober Curiousってなんだ?
Sober Curious
ソバー・キュリアスと読みます。
これは、
Sober = しらふ
Curious = ものを知りたがる、好奇心が強い
という意味が組み合わさった言葉です。
その名の通り、
【飲酒しない】ことをポジティブに表した言葉で、
【飲酒しない生き方】を示しています。
もう少し詳しくこの価値観をご紹介すると、
定義
何の疑問も抱かずに飲酒の文化に流されるのではなく、飲酒に対する衝動・期待・誘惑が自分自身にどのような意味を持つのか、考えること
となります。
これは、
飲酒自体を真っ向から否定したり、
飲酒の害を並べ連ねて断罪したり、
恐怖心を煽るというものではありません。
ここは特に注意が必要です!
まとめると、
まとめ
Sober Curiousとは、
冷静に飲酒について考え直してみること、
「飲酒は自分の人生にとって必要なものか?」
自分自身にとって飲酒しない選択肢も価値あること、
そう考えるきっかけであり、その生き方を尊重する考え方
となりますね!
このトレンドは、
海外からきており、特にアメリカではミレニアル世代(1980〜1995年生まれの世代)の間で大きな流れとなっています!
ちなみに、私も世代としてはミレニアル世代ですね。
さらに、日本でもFacebookのグループで
ゲコノミスト(お酒を飲まない生き方を楽しむ会)
が立ち上がっているなど、
決して海外だけのトレンドではなさそうです!
Sober Curiousがミニマリストにオススメな理由
私はミニマリズム・ミニマリストの定義をこのように考えています。
定義
ミニマリズム=”自分に必要なモノがわかっていること、大切なことのためそれ以外を減らすこと”
ミニマリスト=”ミニマリズムを実践する人
そして、前項で触れたように
定義
Sober Curious
= 何の疑問も抱かずに飲酒の文化に流されるのではなく、飲酒に対する衝動・期待・誘惑が自分自身にどのような意味を持つのか、考えること
つまり、
飲酒は自分の人生にとって必要なものか?考えること
- 飲酒が自分にとって必要なことであるのなら、
自分の指針に沿って取り入れればいい。 - 飲酒が自分にとって不要であるのなら、
自分の判断を信じ、切り捨てればいい。 - もちろん、両極端にならなくてもいい
飲酒を楽しみたいのであれば、
誰とどんなときを一緒に共有して楽しむのか?
そして、自分にとっての適量とはなんなのか?
まさに、アルコール量の”足るを知る”ではないかと思います!
そして、あなた自身の判断というものは尊重されるということ。
いままでは、飲みの場などで【飲酒しない】という選択肢がなんとなく下にみられていたように思います。
多様性が尊重されるようになった現代において、
【飲酒しない】という選択肢も尊重されるようになってきています。
そして、全世界に【飲酒しない仲間】がいることは、自分ひとりじゃないんだっていう心強さがありますね!
ポイント
飲酒は自分の人生にとって必要なものか?考えてみましょう。
この考え方は、ミニマリズムと通じるところがあります。
そして、【飲酒しない】という選択肢は尊重されるようになってきています。
さらに、全世界に【飲酒しない仲間】がいることは、自分ひとりじゃないんだっていう心強さがあります。
Sober Curious実践例
ここでは、参考までに私(日和見フィヨルド)のSober Curiousの取り入れ方をご紹介したいと思います。
Q. 飲酒は人生において必要なことか?
A. 必要であるが、その欲する量と場所は非常に限られている。
これが私なりの答えです。
「え?完全に断酒してるわけじゃないのか…。」
なんて声も聞こえそうですね。
もう少し具体的に、
場面別と飲酒量をご紹介しますね。
- ビジネス関連
→飲酒しません - 信頼する友人との飲み会(年に2・3回程)
→飲酒します - 自宅
→ビール350mlもしくはウイスキーシングルを週に1度あるかないか - それ以外のシーン
→飲酒しません
お酒に関しては、
ビールとウイスキーの味が好きなんです。
お気に入りもあって、
ビールは、サッポロ黒ラベル
ウイスキーは、グレンリベットというシングルモルト
です。
正直ほかのアルコール飲料に関しては、積極的に飲みたいという気分にはなりません。
自分が美味しいと思えるものを、適量飲めればいいと考えています。
最近では、アルコール度数5%のビールから微アルコールにシフトしようと考えています。
そんなわけで、微アルコールというジャンルでビールテイスト飲料にも注目しています!
同じくサッポロのザ・ドラフティは、なかなかイケてます!
ちなみに、外食も友人がいる場合を除き【それ以外のシーン】に分類され、飲酒しません。
これは昔からの外食でのこだわりなんですが、
焼肉と寿司は、絶対にノンアルコールです!
これは、なかなか理解されないのですが、
私は焼き肉と寿司が好きすぎるんですね!
だからこそ、最後まで料理の味を堪能したいんです!
舌がアルコールに酔って、味を100%堪能できないのが嫌なんです笑。
いかがでしょうか?
周りが飲んでいるから、
付き合いだから、
なんとなく無理していませんか?
飲酒に関しては無理する必要なんてありませんし、
飲まない選択肢も尊重されるカッコイイ価値観になってきました!
ポイント
社会レベルでのお酒の見方や個人レベルでのお酒との付き合い方を含めた、お酒にまつわる全てのことを問い直す姿勢を取り入れてみませんか?
自分自身が何のためにお酒を飲み、その結果自分自身の心や身体がどう変化するかなどを認識する機会をもつことは、きっと価値があります。
選択的にしらふでいる時間を楽しめたら、嬉しいです。
さあ、選択しましょう