身近な所持品からストレスを受けることもありますね。
あまりにも近すぎたり、自分の所有物であることから、
意外と目をそらしがちですが、地味にストレスの種となっていることがあります。
ポイント
家の中で、目に入るだけで嫌な気分になるものがあれば、潔く手放してしまいましょう!
最近、私はパソコンを手放しました。
想像していたより、ずっと心が晴れやかな気分になりましたよ。
今日は断捨離のお話。
モノから受けるストレス
家の中には、
自分の持っている期待値を下回る性能を出すアイテムが生じることがあります。
みなさまも一度は心当たりがあるのではないでしょうか?
- 買ってみたものの使えなかったモノ
このときの感情は、
- なんでこんなもの買ってしまったんだろうか?
- もっとよく検討してから買うべきだった…。
- あの値段に対して、このスペックはないよな…。
など
決してプラスの感情を抱くことはなく、
ネガティブな感情になってしまいますね。
そして、このネガティブな感情は、
そのアイテムが目に入るたび、
使用するたび、
呼び起こされてしまいます。
実際、私もこのようなネガティブな感情に悩んでおりました。
数年前に買ったパソコンです。
当時ろくに調べることもせず、低スペックのものを買ってしまいました。
使うたびに、起動・処理すべてが遅く、私にとってとてつもないストレス源となっていました。
解決方法は単純、手放すだけ。
では、
買ってみたものの使えなかったモノ
をどうしたら良いのか?
解決方法は単純です。
手放せばいい!
そしたら、
家の中で、自分の視界に入ることもなく、
もちろん使うこともなくなるので、
モノから受けるストレスをなくせます。
さあ、いますぐ手放しましょう!
フリマサイトでもいいですし、
処分するという手段もよいでしょう。
ですが。
人間の感情は、こんなにスパッと決断できるものではありませんね。
私も数年間、見ないフリをしつつ使えないパソコンを所持し続けておりました。
決断を鈍らせるのは、誤ったモッタイナイ精神
結局手放す踏ん切りができないのは、
モッタイナイ精神
であることが圧倒的に多いです。
- あんなに高いお金払って手に入れたのに!
- 購入したときより性能は落ちたが、まだギリギリ使えるのに!
- もしかしたら使う場面が出てくるかもしれないのに!
モッタイナイ!
手放さない理由、
つまり、
やらない理由って、考えればすぐに思いつくものなんです。
現状維持って、判断としては簡単ですからね。
ただし、
もし、そのアイテムを家の中で目にするたびに、
ネガティブな感情を引き起こしてしまい、
ストレス源として認識しているのであれば、
変化を起こす選択は十分に価値があります!
負の感情を呼び起こすアイテムをなんとかしたいと考えているのであれば、
続きもお読みください!
そもそも、モッタイナイという言葉を少し考えてみましょう。
モッタイナイという言葉は、
たった一言なので、非常に汎用性が高い言葉です。
辞書で調べると、
有用なのにそのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい。
とあります。
そうなんです。
この言葉を使う時点で、
広義の中で、手放さないこと寄りとなってしまっているんです。
ただし!
有用であれば
です。
ポイント
買ってみたものの使えなかったモノ
これは有用なモノではありません。
したがって、
モッタイナイという言葉を使う義理はないんです。
そして、
モッタイナイといえば、
環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性ワンガリ・マータイさんですね。
マータイさんは、モッタイナイという言葉をこう定義しました。
Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という
環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、
かけがえのない地球資源に対する
Respect(尊敬の念)が込められている言葉、「もったいない」。
そうです!
いま悩んでいるアイテムを手放すことで、
誰かの再利用につながったり、
処分するにしても正しい手順を踏んだ再資源化に繋がることであれば、
きっちりモッタイナイ精神に則っていることになりますね!
私が手放そうと考えていたパソコンは、
自治体を通じ「小型家電リサイクル法」の認定事業者に回収してもらいました。
手放すことで得られること
散々悩んだパソコンの処分を終えて、
いまどんな気持ちでいるのか?
最高に幸せです!
なぜなら、
- もうあのパソコンの遅さに悩まなくても良い!
- あのパソコンを目にすることで嫌な気分になることもない!
- モノがなくなったので、収納スペースが空いた!
- なにより自分の意思で行動し、その行動で気持ちが上向く経験は楽しい!
失敗のない買い物というものは、不可能だと思っています。
買い物で失敗したことは、素直に自分自身で認めて、
その失敗で活かせることを考えましょう!
そして、失敗の結果となってしまったモノが
ストレスの根源となってしまっているのであれば、
手放してしまいましょう!
さあ、選択しましょう