エッセイ

【今更ですがわからないこと】ビジョンってなんだ?目的・目標と何が違うのか?

 

よく耳にしますが、

結局そのものが何だかよくわからないことってありますよね?

 

 

とくに横文字のカタカナに多いですよね。

一見かっこいいですし、耳触りがよかったりするため、多用してしまうことがあります。

 

 

ですが、ふと思い返すと、その言葉を説明できなかったりします。

 

日和見フィヨルド
私もそうです。

 

なので、気になった言葉はなるべくその定義を確認するようにしています。

 

 

今回は、

前回記事でとりあげた【目的・目標・手段】に関連する言葉として、

”ビジョン”という言葉が改めて気になりましたので、一緒に確認してみましょう。

 

ちなみに、前回記事はコチラ

【判断に迷わないためには】価値観を言語化し、人生の目的設定するといいかも

  新年あけましておめでとうございます!   2022年になりましたね。 今年も読者のみなさんが、より良い年を過ごせることを祈っております。   さて、新年の抱負を決める ...

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ビジョンの印象

 

 

  • 「会社のビジョンはなんですか?」
  • 「このプロジェクトのビジョンはなんですか?」
  • 「あなたのビジョンはなんですか?」

 

ビジネスシーンで一度は耳にしたことがあると思います。

あまりにも様々な場面で使われるため、

「ビジョンの正しい意味合いはなんなのか?」

「ビジョンを持つことの意義はなんなのか?」

という悩みをお持ちではないでしょうか?

 

 

私が所属していた会社もMVV(Mission, Vision, Value)のひとつとして、ビジョンを設定していました。

しかし、在籍していた期間、そのビジョンをしっかり理解していたかと言われると、できていませんでした。申し訳ない限りです。

 

日和見フィヨルド
正直”ビジョン”って、なんかかっこつけてて、

好きじゃないんですよね。

抽象的でなにしていいか分からないし。

その程度にしか考えていませんでした。

 

ただ、結婚、転職、子育てと経験していく中で、

あらためて考えてみると、ビジョンをかかげることって有益だよなって思うのです。

 

何が有益かというと、

ビジョンという目指すべき姿が固定されると

それに向かって選択を行っていくため、

判断基準がハッキリするんです!

そうすると、自分自身が満足できる選択を積み重ねられますし、判断基準がハッキリしているから選択に迷う時間が軽減されます。

 

ポイント

ビジョンという目指すべき姿が固定されると

それに向かって選択を行っていくため、

判断基準がハッキリする。

 

 

言葉を調べるときのコツ

 

 

今回は、”ビジョン”という言葉についてですが、

身の回りでよく使われているけれど、理解度がイマイチな言葉と出会ったとき、

おすすめの方法があります。

 

 

それは、定義すること。

 

 

辞書などの書籍やネットを通じて調べることが多いと思いますが、

調べてみると、いろんな解釈が出てくるんですよね。

 

その中でも、

  • 世間一般で使われているメジャーな解釈
  • 自分自身がしっかり理解できた解釈

をしっかり自分自身の中に落とし込む作業が重要です。

 

 

そして、今後誰かに「その言葉の意味・定義ってなに?」と聞かれたとき、

しっかり説明できることが”言葉の定義”ができている状態です。

 

ポイント

わからない言葉は、その言葉の定義をハッキリさせよう。

 

 

ビジョンってなんだ?

 

 

まず、”ビジョン”を調べてみます。

 

”ビジョン”という言葉を辞書で引くと、

「将来のあるべき姿を描いたもの、将来の見通し、構想、未来図、未来像」

とあるように、基本的にビジョンとは未来のことを表す言葉として認識されています。

 

次に、当ブログによく出てくる《目的・目標・手段》の

それぞれの言葉の定義を確認しましょう!

 

《目的・目標・手段》の定義

  • 目的
    最終的なゴール
    いま行動していることが、何のためであるのか?
    行動する理由となります。
    理由であるため、抽象的な表現になります。

 

  • 目標
    目的を達成するための指標、
    目的を達成するための通過点(マイルストーン)
    目的を達成するために、どうしたらできるか?を掘り下げること。
    具体的な数字や事柄で表現されます。

 

  • 手段
    目標を達成するためのアイデア
    目標を達成するためにどのようなやり方でやるのか?

 

《目的・目標・手段》の中でも、

目的と目標が未来志向の言葉であることがわかります。

 

では、目的・目標・ビジョンの違いってなんだ?

という疑問がわいてきます。

 

《ビジョン》の定義

 

先程、辞書で調べたビジョンの意味から、

マネジメントや目標設定に合致する定義をみつけようとすると、

 

  • ビジョン
    【目的】を達成した時の自分の姿を心の中に描いた情景
    つまり、最終的なゴールを達成したとき、どのような景色をみれるか。

 

といえるのではないでしょうか?

私はこれをビジョンの定義とします。

 

私の場合、

  • 目的(最終的なゴール)
    家族との時間を大切にし、充実した生活を送ること

と設定しているので、

(ビジョン的な要素が既に盛り込まれている気がしますが笑。)

  • ビジョン(最終的なゴールを達成したとき、どのような景色)
    労働にしばられない自由な時間をキープし、家族とともに様々な体験(旅など)を楽しんでいる様子

と設定できそうです。

 

 

目的と重複し、なんとなく蛇足感があるので、今後このビジョンはあまり使わない気がしますが、こうやって言葉の定義を考え直してみると、見えてくることがあります。

 

私の場合キーワードは、

  • 労働にしばられない自由な時間
  • 家族とともに体験

です。

 

すると、キーワードに沿った行動をとるよう意識が強くなり、

より一層自分の選択がブレなくなります。

判断基準が研ぎ澄まされる感じです。

 

ポイント

ビジョンとは、最終的なゴールを達成したとき、どのような景色をみれるか。

そして、ビジョンが定まれば、判断基準が明確になるため、自分の選択にブレがなくなる。

 

読者のみなさまも、ビジョンを改めて考えてみてはいかがでしょうか?

また、少し疑問が残る言葉、理解不足な言葉がありましたら、

積極的にその言葉の定義を自分なりに落とし込んでみましょう!

きっと新たな考え方ができるはずです!

 

さあ、選択しましょう

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