自分の作業スピードを把握していますか?
ふと【できる人】をイメージしてみると、
作業スピードが高速であると感じました。
私自身、できることなら【できる人】になりたい、もしくは、少しでも近づきたいと思っています。
では、今回はこの【作業スピード】について考えてみたいと思います。
作業スピードとは
しかし、なんとなく作業スピードが早いというのは、感覚的に実感することが多い気がします。
正直、どういう単位で測ったらいいかわからないものですよね。
あの人は仕事ができるとか、
あの人の家事は早いとか、
結局のところ、主観的にしか判断できないのではないでしょうか?
ポイント
こればかりは、どうしても自分自身と他者を比較することでしか判断できないのかもしれませんね。
となると、まずは自分のスピードを知ることが大切になります。
重要なのは、自分の作業スピードを把握すること
さて、自分の作業スピードを把握することですが、
そのためには、作業の棚卸しが必要ですね!
例えば家事であれば、
- 大項目:掃除、洗濯、炊事など
がありますね。
では、洗濯を分解してみましょう。
- 中項目:分類、洗濯機を稼働、乾燥、収納など
まだまだ!更に細かく分解してみましょう!
ここでは、乾燥を分解しますね。
- 小項目:洗濯完了を確認、乾燥機対応衣類を分類、ピンチハンガーに干す、ベランダに干す、夕方までに取り込む
ポイント
最小単位の作業まで分解できたら、作業の棚卸しは完了です。
自分の仕事の内容というものを棚卸しできたら、
次に、何にどれくらい時間がかかっているのかつかみましょう。
そして、ここに自分は時間がかかるなあって気づけたら、
そこを改善していけばいいのです。
メモ
先程の洗濯の例でいえば、
ピンチハンガーにセッティングするのが苦手で、時間が掛かる人多そうです。
そして、これをボトルネックといいます。
ボトルネックとは
プロジェクトマネジメントにおいて、ボトルネックとは、プロジェクトの進行を妨げる要素を意味します。
メモ
文字とおり【瓶の首】が由来となっています。
瓶の首の部分が細くなっているため、流量が制限されますよね?そうやって、流量が制限されるという意味です。
プロジェクトマネジメントでは、このボトルネックに対してどのように対応するかがプロジェクトの成功を左右します。
ボトルネックが存在すると、たった1つの工程(作業)の遅れが、結果としてプロジェクト全体の遅れに波及してしまうなんて話は、よく耳にしますね。
そのため、ボトルネックを発見し、早急に改善することが求められます。
ボトルネックは伸びしろ
さて、ボトルネックの話をしたところで、
諸悪の根源のような恐ろしいイメージを持たれた方もいるかもしれませんね。
そうです。ボトルネックの存在が仕事全体のスピードを決めると言われています。
そのため、自分の中のボトルネックを把握することが、スピードアップのコツとなります!
それは、決して弱点の洗い出しという面だけでなく、伸びしろなんですね。
ボトルネックを克服すれば、飛躍的なスピードアップが見込まれます!
スピードアップできれば、自分の成長を実感できるため、
やればやるだけモチベーションアップにもつながります。
苦手・嫌な作業への取り組み方
どう向かい合ったらいいのでしょうか?
ボトルネックの対応として、改善できれば飛躍できることは分かった。
しかし、苦手や嫌な作業に対するモチベーションなんて、無いに等しい。
そのとおりです!
ポイント
自分の人生を考えたとき、必要ないと判断したのであれば、
やらない・逃げるという選択肢があってもよいと思います。
仕事であれば、
- 自分の苦手分野が得意な人を見つけるのも効率的ですね。
家事であれば、
- 先程の洗濯の例でいえば、
- 乾燥機能付き洗濯機を導入することで外干しを省略
- 乾燥機に耐えられない衣類を買わない
など
機械の導入やモノ購入へのルールで改善できそうです。
ただし、
子育てなどは嫌だからやめるという内容ではないですよね。
この場合、本当に辛いのであれば、手を抜けるところは手を抜いていってもいいと思います。
例えば、
- 市販離乳食の割合を増やしたり、
- ベビーシッターサービスを導入してみたり、
- 親族にヘルプを頼んだり、
ですね。
なぜなら、自分の心やカラダが壊れてしまったら、元も子もないからです。
人間という生き物は、気がつくと意外と疲れが溜まってしまい、いろんなところがむしばまれてしまい、余裕がなくなってしまいます。
手を抜けるところは抜いて、他人に甘えられるところは甘えてさせてもらう、そして、なるべく自分自身に余裕をもつことが重要ではないでしょうか?
家族が健やかに過ごしていくためのプランをたててみるのはいかがでしょうか?
もちろん、そんなに簡単ではない!というご意見があることも重々承知しています。
あくまでひとつの考え方として、提示させていただきます。
この考え方を受け入れる・受け入れないも、大切な選択肢のひとつです。
ポイント
一番大切なことは、自分自身が幸せな状態とはなにか考えることです。
自分自身の作業スピードをひたすら高めていくことは、ストイックで素晴らしいと思います。ですが、どこかで無理が生じてしまい心身に負荷がかかってしまうかもしれません。
まずは、自分自身が心地よいと思える状態、幸せを実感できる状態とは何か考える時間をもつことが大切なのかなって思います。
さあ、選択しましょう!