今回は改めて、
人々が集う場
について考えてみたいと思います。
プロジェクトマネジメントにおいて、
コミュニケーションって本当に重要なんですよ。
プロジェクトの定義
次の3つの条件を満たすチャレンジ
達成すべきゴールが決まっている(完了条件)
複数の人間が協力して行う(協力条件)
失敗のリスクが伴う(リスク条件)
この3つの条件のうち、
”複数の人間が協力して行う(協力条件)”
に注目してみましょう。
複数の人間が協力して、何かするためには
コミュニケーションが必要不可欠であることは、
容易に想像つくことでしょう!
それでは、よろしくおねがいします。
場をつくるとはなんなのか?
人々が集う場所
この場とは、なんなのか?
少し考えてみましょう。
人間には、平等に与えられた
2つの変えられないパラメータがあります。
それは、
- 時間
- 空間
誰にとっても
1日は24時間ですし、
1kmは1kmですよね!
この2つのパラメータを変えられないからこそ
時間と空間を合わせること、
つまり、
スケジュールを調整して、人と会うことは大変です。
だからこそ価値が生まれやすいです。
複数の人間のスケジュールを調整したことがある方なら分かるかと思いますが、
場をつくることって本当に労力が必要ですよね。
だからこそ、顔を合わせる機会というのは大切にしたいと考えています。
人々が集う場への取り組み方
顔を合わせる機会というのは大切にすることとは、なんでしょうか?
私はこういうことだと思うんです。
ポイント
時間と空間を共有するのであれば、
その価値を最大化するための行動ができること。
ここでいう価値とは、
人々が集う場それぞれによって掲げられた目的によって変わってきます。
ホスト(主催者)の趣旨に沿う目的ですね!
例えば、
- 飲み会であれば、お互いに気を使いすぎず勝手に盛り上がる状態
- ディスカッションであれば、ひとりが永遠としゃべる独演会にならず参加者がそれぞれ意見を述べる状態
など
ものすごく単純に考えると、
相手を楽しませるサービス精神とでもいいましょうか。
自分が何かしらギブできることが重要ですね。
まずはテイクに徹する姿勢からの脱却が必要かなと思います。
家庭内プロジェクトマネジメントでは?
人々が集う場を思い浮かべると、
職場や友人などが真っ先に思いつくのではないでしょうか?
家族のことを忘れていませんか?
家族が集まる場も立派な人々が集う場ですし、
なんなら一番重要視してもいいと、私は思います。
例えば、
- 親戚が集まる場(年末年始の集まりとか)
- 家族の誕生日会
- 家族旅行
なんとなく受け身になって参加していませんか?
どんなイベントもホストがいて、結構な労力を使っています。
それぞれのイベントに対して、
自分だったら家族に対してどんなギブをすることができるのか?
はじめはこう考えるだけでも大丈夫!
少しずつ何か自分発の行動ができると、日常は楽しくなるんじゃないかと思います。
与えられる側というのも案外つまらないものですからね。
ギブし続けると疲れるのか?
今回の話をすると、
ギブし続けることの弊害をおそれる声もあるかと思います。
そうですね、滅私奉公になってしまうと、
自分の精神をすり減らしてしまうだけになってしまう可能性が高いです。
ここまでチームや家族というスケールで話してきましたが、
少し”個人”に向けてみたいと思います。
それは、
自分がいて本当に心が開放される時間
なのではないでしょうか?
複数の人間と時間を共にすると、気を使いますからね。
どうせならストレスにならない状態が一番です。
そのためには、参加・企画する場を絞ることが重要です。
ポイント
体力も精神力も有限ですから、嫌な人と共にする時間は積極的に削減しちゃいましょう!
その分、大切な人に多くの時間を使いましょう。
ギブするのは自分が大切に思う方々へ。
それが、
自分がいて本当に心が開放される時間
だと思います。
実際、私も”人々が集う場”を参加・企画する際に、
明確な優先順位があります。
- 第1位 家族
- 第2位 大学サークル同期
- それ以外 優先対象外
読者のみなさんが今思い浮かべた大切な人は、どんな方々でしょうか?
時間と空間を共有するのであれば、
その価値を最大化するための行動ができると充実する。
そのためには、
自分がギブする立場になり、その場の趣旨を楽しもう。
ただし、
なんでもかんでもギブすると疲れちゃうから、大切に思う人と共にする時間を大切にしよう。
そして、
忘れてはならないのが、家族と過ごす時間や空間
読者のみなさんが明日から共有する”人々が集う場”を
充実したものにできれば嬉しいです!
まずは、
自分がその場にどうやったら貢献できるのか考えることから始めてみてはいかがでしょうか?
さあ、選択しましょう