エッセイ

【プロジェクト・マネジャーのリフレッシュ術】昼休みを無駄に過ごさない3つの方法

 

私にとって、プロジェクトマネジメントの先生は、
直属の上司たちでした。

 

上司は、プロジェクト・マネジャー、プロジェクト・エンジニアリング・マネジャー、プロジェクト・コントロール・マネジャーという肩書をもった方々でした。

いま思い返してみても、どなたも非常に優秀な方々でした。

 

そして、共通点として、昼休みの活用法がうまいと感じておりました。

今日は、昼休みを無駄に過ごさない方法をお伝えします。

 

昼休みは何の時間?

 

世間一般のスタンダードな昼休みといえば、
12:00〜13:00の1時間休憩といったところでしょう。

 

 

この1時間の過ごし方が非常に大切だと思うんです。

 

 

時間配分で考えれば、
20分は、昼ごはんに割り振っておきましょう。
さて、残り40分をどう使うか。

 

 

結論からいうと、
リフレッシュにあてるべき!

 

 

それが、できる上司をみていて感じたことです。
昼”休み”っていうくらいですからね!
そこは気兼ねなくリフレッシュに時間を割きたいですね。

 

昼休みのリフレッシュ方法

 

リフレッシュといっても様々な種類があります。
できる上司を身近で観察しつつ、結局3つのリフレッシュ方法に集約されていったので、この3つの方法をご紹介します!

 

  • 昼寝
  • 散歩
  • スポーツ

 

私なりの解釈ですが、
この3つのリフレッシュ方法の共通点は、仕事脳を休ませていることにあると思います。

 

マネジャー職ともなると、1日はとても忙しいです。

  • 後輩育成(私は結構ご迷惑をおかけしました笑。)
  • 1日100通近いメールの処理
  • ミーティングの数々
  • 問題への決断

など

傍から見ていても、よく倒れないなと思っていました。

 

だからこそ、昼の短い時間でもしっかりと脳を休ませているように感じました。

 

昼寝

 

昼寝の生産性向上については、既にさまざまな研究で明らかにされてきたと思います。

もちろん研究を基に考えてもよいのですが、
昼休みの過ごし方は、トライアンドエラーの方が自分に適した方法を確立できるのではないかと思います。

 

私は今回挙げた3つのリフレッシュ方法の中で、最も自分に適したものが、この昼寝でした!

 

きっかけは、上司からの勧めでした。
頭がスッキリする(精神力の回復)し、体力の回復にもなるから、昼寝するべきだ!

 

考えるより実際に行動してみると…
これはいいリフレッシュ方法です!
精神力も体力も回復できます!

 

ちなみに、できる上司は、昼寝も本気です。

  • アイマスク
  • 睡眠アプリ
  • リクライニングの角度のこだわり

準備がしっかりしてます。

 

ちなみに、ハーバード大学T・H・チャン公衆衛生大学院などの研究機関の研究結果をかいつまむと、

昼寝のような仮眠には以下のメリットがあります。

 

  1. 脳機能の改善
  2. 情報処理能力の改善
  3. 注意力の向上とミスや事故の減少
  4. 生産性の向上
  5. 気分の向上
  6. 血圧の低下と心臓の健全な機能の促進
  7. 記憶の強化

 

パーソナルスペースをしっかり確保できるのであれば、かなりオススメのリフレッシュ方法ですね!

 

散歩

 

純粋に太陽の光を浴びながら歩くのって気持ちいいなって思います。

 

ちょっと散歩の効果を調べてみると”歩行瞑想”という言葉が出てきました。

上司の様子をみていると、ただ単に散歩というよりは、歩行瞑想に近いのかもしれません。

 

歩行瞑想とは、動きながら行なう瞑想【ムーブメント瞑想】の1つとされています。歩きながら行うマインドフルネスでもあります。

座禅のような一般的な瞑想とは異なり、身体の動きひとつひとつに意識を向けながら行うというものです。

 

メリットは2つあります。

 

  • 身体の細部に意識を集中させることで、雑念が消え頭の中をクリアにして集中力を高めること
  • 歩行によるリラックス効果でストレスを解消できること

 

 

日和見フィヨルド
さて、みなさんは、
時間や仕事に追われて頭の中がごちゃごちゃになってしまったことはありませんか?

 

 

頭の中が整理されていない状態で仕事をしても、集中力が下がって仕事のパフォーマンスが低下してしまいます。

歩行瞑想では、手足の動きに意識を集中させながら歩くことで、頭の中を一旦クリアにできるのです。頭の中がスッキリクリアになった状態で仕事をすれば、今まで思いつかなかったアイデアを思いついたり、作業効率アップしたりといった効果が期待できます。

 

また、歩行によるリラックス効果でストレスを解消できます。
歩行瞑想はストレスフルな状態から解放され、日々を快適に過ごすための方法でもあります。ストレスフルな状態というのは、幸福ホルモンとして知られる【セロトニン】が不足した状態です。

歩行は心地よさを感じやすい運動で、心を穏やかにする幸福ホルモン【セロトニン】の分泌を促し、ストレスフルな状態から解放させます。

 

天気のいい日は、積極的に外を歩いてみると気持ちがいいものですよ!

 

スポーツ

 

会社にグラウンドがあったんですよ。
そこで、できる上司たち(40〜50代のおじさん)は、本気でサッカーしたり野球したりしてるんですよね。

 

体力オバケですよ…。
私には真似できません。

 

ただ、昼休みにしっかり身体を動かし、
サッパリした顔で戻ってくる上司たちをみていると、確実にリフレッシュになっているんだろうなって思います。

 

この場合、間違いなく体力は減っているので、
リフレッシュされているのは、精神力なのではないかと思います。

 

ただし、体力を削りすぎて、午後の業務に支障が出てしまっては元も子もないので、このリフレッシュ方法は人を選びそうですね!

 

読者のみなさんにとって、
最適のリフレッシュ方法が見つかり、昼休みを充実できれば嬉しいです。

 

さあ、選択しましょう

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