結論から言いますね!
旅先でのサンダルはやめてください。
バックパッカーのイメージで、
大きなバックパック、Tシャツ、ビーチサンダルの姿を思い描く方、
多いと思います。
実際、東南アジアのバックパッカーが集まる街に行くと、こんな格好した旅人によく会います。
しかし、マネしない方がいいです。
ムダにリスクを上げてしまっています。
サンダルを避けるべき2つの理由
サンダルを避けるべき理由は、つぎの2つです。
- ケガしやすい
- 疲れる
順番にみていきましょう。
サンダルはケガしやすい
サンダルは、他の履物と比べ圧倒的に露出度が高いです。
露出度が高い分、旅先で想定しうるリスクも高くなります。
リスク1:害虫、害獣
サンダルを履きたくなるということは、温暖な気候の場所でしょう。
蚊・ヒル・毒虫・蛇、できたら避けたい虫や動物たちがたくさんいます。
地肌が見えている状態は、そういった生物と接触する機会も増えてしまいます。
旅先で、よくわからない毒虫にやられること、考えてみてください。
たぶん、相当不快です。
リスク2:ゴミ
よく「日本は清潔」って聞きますよね。
全面的に肯定はしませんが、落ちてるゴミの中に危険なものが少ないという意味では同意できます。
旅先で、日本と同じ歩道を想定していると、落ちてるゴミの量にびっくりすることがあります。
本当にいろんなものが落ちてます。
中には、割れたビン・錆びたクギなんかが含まれていることだってあります。
こういった不衛生なモノをあやまって踏んづけてしまったり、地肌にひっかけてしまった場合、瞬間的な痛みだけでなく、感染症につながる危険があります。
めちゃくちゃ腫れて、翌日以降歩けなくなることだってあります。
サンダルから靴に替えるだけで、リスクを減らせるのであれば、減らしたほうがいいです。
リスク3:靴ズレ
サンダルの場合、靴ズレという言葉でいいのか、少し疑問ですが、
鼻緒と地肌の接触面で、皮がむけてしまうなんてこともありますよね。
こうなってしまうと、もし海に入るのであれば、めちゃくちゃシミます。
きれいなサンゴや魚どころではありません。
履き慣れた靴の方がいいです。
疲れる
サンダルは長時間の歩行に向いた履物ではありません。
ちょっと近所のコンビニまで、とかそういったシーンで活躍する履物です。
旅先では、普段の生活より歩く距離も長いと思います。
例えば、
- カンボジアのアンコール・ワットなど遺跡群にいくとしたら、相当歩きます。
- 台湾の夜市だって、人混みの中なかなかの距離あるくことになります。さらに、九份にいけば坂ですからね。
- ヨーロッパの石畳の街を歩くのであれば、でこぼこの石畳をソールの薄いサンダルでは厳しいでしょう。
バックパッカーの中には、事前にあまり計画をたてず、
現地についたとき面白そうなことを見つけて、体験するというスタイルがあります。
私もどちらかというと、そのスタイルです。
このスタイルの場合、履物がサンダルだと行動の選択肢を狭めてしまうことがあります。
山登り、レンタサイクル、熱帯雨林探索など、サンダルに不向きの魅了的なプランが多くあります。無理やり挑戦してみても、ムダに疲れてしまうことになりかねません。
旅先での体力配分は非常に重要なことです。
履き慣れたスニーカーにしときませんか?
番外編:マリンアクティビティ
旅先での目的のひとつにマリンアクティビティがあるとします。
私もシュノーケリングが大好きです。
こんなときこそ、サンダルの出番ですよね?
いえ、そうとも限りません。
ビーチサンダルという名前から海に向いてると考えている人も多いと思いますが、
アレは高確率で、海の中で脱げて波にもってかれます。
ストラップのあるサンダルは、まだマシなのですが、ものによっては金具が錆びます。
海水につかることを想定していない商品は、海水につかると異常に劣化が早いです。
正直おすすめしません。
かわりに、マリンシューズをおすすめします。
足袋のような形状で足にフィットする素材で出来ているため、波に負けて脱げてしまう心配も少ないですし、滑らないような設計になっている商品が多いので、岩場での安定感もあります。学生時代、磯でのフィールドワークを行ってきたものとしても、おすすめさせていただきます。
かさばらないので、サンダル代わりにバックパックに入れておいても良いでしょう!
いかがですか?
旅を100%楽しむために、いらないところでケガしたり、体力消費したりするのもったいなくないですか。
また、なんで私なんかにこんなこと言われないといけないのか!サンダルが好きなんだから、履いたっていいだろ!って思う方もいますよね。
サンダル履いたバックパッカーって格好いいんですよね。
ですが、私はそれで失敗しました。
その失敗を機に、スニーカーで旅するようになって、なんと快適なことか!
良かったら、私の失敗を反面教師にしてください。
さあ、選択しましょう!