ミニマリズムをとりいれることは、趣味と決別するってこと?
こんにちは、日和見フィヨルドです。
私の人生の目的(最終的なゴール)である”家族との時間を大切にし、充実した生活を送ること”を達成するための3つの手段のひとつ”ミニマリズム”について、以前お話しました。
(詳しくは、コチラをご覧ください。)
今日は、ミニマリズム実践で取捨選択を迷う”趣味のモノ”について、お話ししたいと思います。
ミニマリズムの定義
言葉の定義を再度確認しておきます。
定義
ミニマリズム=”自分に必要なモノがわかっていること、大切なことのためそれ以外を減らすこと”
ミニマリスト=”ミニマリズムを実践する人
ミニマリズムのメリット
ミニマリズムのメリットは、”自分の価値観がハッキリすることで、判断基準がブレなくなること”です。
そして、このメリットを利用すると、3つのゆとりで構成される”生活のゆとり”を得ることができます。
生活のゆとり
- 時間のゆとり
モノが少ないため、掃除にかかる時間が短い。モノが少なく、大抵のモノを把握できているため、探し物の時間がなくなる。など - お金のゆとり
自分の価値観に見合わないモノには、お金を使わない。衝動買いがなくなる。固定費(家賃、スマホ代、車関連費など)の削減。その支出、本当に必要ですか?など - 体力のゆとり
モノが少ないため、掃除の手間が少なくなる。買い物にかけていた体力消費を抑えられる。など
そうです、この生活のゆとりこそ、
集中力・行動力を発揮したいときに、資本(時間、お金、体力)を投入できるということです。
趣味とミニマリズムは両立できないのか?
ミニマリズムの定義とメリットを再度確認してみると、
趣味とミニマリズムは両立できないのではないかと感じませんか?
だって、基本的に趣味はモノが増えますよね。
生活のゆとりは、モノが少ないからこそ、発揮できるのではないか?
そして、趣味を除いても生活することはできますよね。
であれば、趣味は自分にとって必要なものではないのではないか?
結論から言うと、”趣味のモノは思う存分、部屋に置いてください”
趣味は自分らしさを表現する重要な領域
これまで、家に置くモノを厳選して、なるべくシンプルにして生活にかかる負荷を減らして、
生活のゆとりを手に入れようと話してきました。
一方で、趣味は全く違います。
自分が必要と思えば、それはすべて必要であり、十分と思うまで十分ではありません。
それが趣味というものです。
例えば、何かを収集することが趣味であれば、とことん収集すれば良いと思います。
これを制限されるのであれば、趣味なんておもしろくありません!
趣味は自分らしさを表現できる重要な領域だと思います。
この領域に実用主義の制限を設けてしまったら、人生の一番美味しい部分を削ぎおとすことになります。
趣味とミニマリズムの両立
とはいえ、私はミニマリズムの実践自体が趣味のひとつであるので、
趣味を大切にしつつ、モノを少なくするコツのご提案をしたいと思います。
趣味とミニマリズムの両立のコツ
自分の満足感を十分に得られる限りで、工夫して趣味のモノを減らすこと
イメージとしては、
陸上のハードル競技です。
そして、ハードルは自分が満足感を得られる最高ラインです。
このライン以上を求めたところで、結果となる満足感は変わりません。
ハードルを無駄なく飛び越えるためには、自分自身がハードルの高さを知っている必要があるのです。
つまり、工夫して趣味のモノを減らすとは、
自分が満足感を得られるハードルぴったりの物量を手元に残すということです。
日和見フィヨルドの実例
実際に、私の例をもとに趣味のモノを厳選して少なくする方法を見てみましょう。
日和見フィヨルドの趣味
漫画、乃木坂46、ウイスキー、水泳、シュノーケリング
漫画
漫画って、結構本棚を占領するんですよね。
巻数の多い作品なんかは特に所有するのに、スペースが必要になります。
しかし、
電子書籍が出てからは、本棚に保管せず、クラウド上に保管できるようになったので、
物質的な圧迫感を取り払うことができました。
乃木坂46
一般的にアイドルのファンは、推しのアイドルグッズが部屋に大量にあるイメージでしょうか?
私は、乃木坂46のライブやMVやTV・ラジオでの活躍が好きです。
なので、ライブのためのサイリウム、MVやライブ視聴のBlu-ray、TV番組は外付けHDDに保存、ラジオはradiko、
これらがあれば、私の気持ちは十分に満たされます。
25cm x 20cm x 15cmの収納ボックスに収まる程度です。
ファンとしては、少しばかり後ろめたさも感じますが、曲はSpotifyで聴いてます。
ちなみに、樋口日奈推しです。
ウイスキー
社会人1年生のときに、仕事のできる憧れの先輩に連れてってもらったバーで飲んだウイスキーが美味しくて、
そこからウイスキー党になりました。特に、グレンリベットが好きです。
味以外にもウイスキーの好きな点は、覚えることが少ないことです。
ワイン・日本酒・ビールなど、商品の種類が多すぎて、どう選んだらいいかわからないんです。
その点、ウイスキーは商品数が少なくて、覚えやすくていいです。
飲み会は、時間を拘束され、コスパも悪いため、家飲み派です。
飲む頻度も2周間に1度程度なので、少し高いウイスキーを買っても全然減りません。
モノの量は、ボトル2本とお気に入りの錫のグラスのみ。
水泳
社会人になると、意識しないと運動する機会が減っていくばかりです。
もちろん定期的な運動は必要です。
しかし、出来るだけモノは増やしたくない。
そして、やるなら全身をまんべんなく動かしたい。
友達は少ないので団体競技はパス。
こんな要望を叶えてくれるのが水泳でした。
定期的に市民プールで泳いでいます。
モノの量は、水泳帽、ゴーグル、水着、タオル。
かなりコンパクトだと思います。
シュノーケリング
キレイな海で、頭をからっぽにして魚を眺めていると最高に癒やされます。
趣味のモノとしては、最もかさばりますが、フィン、シュノーケル、マリンシューズ、ラッシュガードは欠かせません。
ただ、これ以上増える要素もないため、長期的にみてモノは少なめの趣味かもしれませんね。
趣味のモノを厳選すると何が得られるのか?
私は、趣味のモノを厳選することで、以下の3つを得られると考えています。
ポイント
★モノに愛着を持てる
厳選されたモノは、あなたが好きなものの結晶です!
★モノを少なくすることで、ひとつひとつのモノにかけられる予算が増える
良いモノを思い切って買える余力ができます!
★部屋を広く保てる
趣味を十分に楽しんでいても、生活スペースへの影響を最小限に!
趣味は自分らしさを表現できる重要な領域です。
この人生の一番美味しい部分を削ぎおとすことなく楽しみましょう!
そして、工夫次第で趣味のモノを減らすこともできます。
ただし、自分自身と対話することで、自分の価値観がどこにあるか把握しましょう。
読者の皆様の趣味はなんでしょうか?
それぞれが人生を充実させる趣味を楽しんでいれば、嬉しいです。
さあ、選択しましょう!